チェコ上院は6月10日、中国共産党政権によるウイグル人やイスラム系少数民族に対する扱いは「人道に対する罪」や「ジェノサイド」にあたるとする動議を可決した。15日には、ベルギー議会も同様の動議を可決している。
チェコ上院の動議は38対0で、全会一致で可決された。「中国では人権と自由の大規模な侵害、ジェノサイドと人道に対する罪、民族差別、文化的・宗教的・政治的アイデンティティに対する抑圧が行われている」と指摘し、特に中国最西部に位置する新疆ウイグル自治区において、顕著に見られるとした。
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